漢方による大腸がんの予防効果
大腸がん予防には免疫力を高めることが大事
ラクトフェリンによる免疫システム活性化により、大腸がんなどの
病気の予防効果があることを前回までお話してきました。
ポイントは身体自体の免疫力を高めるということ。
そういった意味でいうと、漢方も免疫力の向上に働きかける効果
が期待できます。
漢方とは
漢方というのは、中国から伝わった医学を日本人が発展させて
独自のものに昇華させていった医学です。
漢方は身体全体のバランスが崩れると病気にかかってしまうと考え、
治療も身体を本来のバランスのとれたあるべき姿に戻して健康に
するという考え方をします。
漢方では「望診」「聞診」「問診」「切診」の4つの診断により
身体の状態を観察して、患者にあった治療方針「証」を決定します。
さらに、「気」「血」「水」の状態を把握することが大事とされて
います。気力が充実して血液の流れや栄養に問題なく、汗など血液
以外の水分についても問題がなければ健康な状態になると考え、
これらのバランスを整えることで健康な状態に戻すのが漢方治療
ということになります。
漢方薬の働きは免疫力を高める
漢方薬の重要な働きは身体の免疫力(自然治癒力)を高めることです。
疲れなどが溜まった気力が低下しているときや、栄養不足などで
血液中の栄養不足があると免疫が低下し、細菌やウィルスなどの
感染症にもかかりやすくなりますし、ガン細胞の発生を食い止める
力も弱まりますので発症しやすい状態となります。
漢方薬は薬ですので健康なときに摂るものではありませんが、
身体の不調を感じたときには、深刻な不調に陥る前に身体の
状態にあった漢方薬を使用することで、本来の免疫力を取り戻す
ことができます。
前回紹介したラクトフェリンは自分の免疫力の限界点を高める
ことが期待できますが、漢方は不調になって低下した免疫力を
元の正常な状態に戻すと考えればよいでしょう。

